ライセンスに関してまとめ

基本的に作成しているHONEYCOMBに関してはJavaScriptメインなので、
JS周りでよく見かけるライセンスに関して先にまとめておく。
(今後調べて分かったことは追記していく事)

GPL(GNU General Public License)

1)改修したソフトウェアを頒布する際に著作権者と免責について表示する
  => 著作権表示を保持しなければならない + 無保証である事を了解する事
2)改修したソフトウェアを頒布する際に改修したソースコードを公開する
  => 誰でも自由に複製・改変・頒布することが許可されている事
3)GPLソースコードは無償で利用できなければならない
  => GPLを利用して作成したものはGPLで公開する必要があるという事


GPLv2に関しては最も見かけられるライセンスのようで、jQuery本体もこのライセンスとMITのデュアルライセンスとなっている。
上記3は「コピーレフト」として知られており、作成したプロダクトに1行でもGPLのコードが含まれている場合、
GPLで公開しなければならないので厄介な問題となっている。
GPLv3に関しては主たる部分の変更はなく、商用利用においてはGPLv2と同等との事。

MIT

1)著作権表示を保持しなければならない + 無保証である事を了解する事


以上。
とにかくこのライセンスを利用しておけば複雑な問題は起こらないらしい。

なぜjQueryはデュアルライセンスなんだろう

通常デュアルライセンスは、
オープンソース開発目的としてユーザ数を増やすして規模を大きくする目的のGPLみたいな非商用ライセンスと、
実際に収益を目的とする商用ライセンスのデュアルがそうだと思っていたんだけど、
jQueryみたいにどちらも非商用なライセンスをデュアルで設定するというのはどういう意味なのだろうか。
作成したソースの開発コミュニティーを大きくしたいと思う人向けのGPL?そうでない人のMIT?よく分からないな。
まあ、MITでいいのかな。